卵は
栄養満点!
卵は、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素を含んでいますが特に人の体内で作れない「必須アミノ酸」をバランスよく含んでいるため完全栄養食品と言われています。
しかし、そんな卵にも不足している栄養素があります。それは、野菜に含まれるビタミンCと食物繊維です。
そこで、サラダなどで卵と一緒に食べると栄養バランスが良くなるだけでなく野菜の栄養素の吸収もアップし、とても良い食べ合わせになります。
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目にいい“ルテイン”
とるなら卵から!
ヒトの目の健康に重要な役割があると言われるルテインは、サプリメントやほうれん草よりも卵から摂った方が吸収が良いことがわかっています。
TOPRAN EGG TRIVIA
卵は
冷蔵室へ!
買ってきた卵はパックのまますぐに、冷蔵庫のポケットではなく、冷蔵室に保管しましょう。保管温度(パック内)を一定に保ち、ドア開閉などの振動から卵を守ることができます。
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卵の向きも重要!
とんがったほうを下に向けておくと
中に細菌などが入りにくくなり日持ちします
ゆでたまごは
冷蔵保存しても
長持ちしない!
家庭では固くゆでた場合、10℃保管で殻にヒビのない場合は3~4日、いつヒビが入ったかわからないものは食べるのを控え、殻をむいたものはその日のうちに食べることをおすすめします。
卵は
洗わない!
卵の表面にはクチクラという薄い膜があり、これが雑菌などから卵の中身を守ってくれています。
洗うと卵を雑菌から守ってくれる膜が無くなってしまいます。そのため、水で洗ってしまうと鮮度の落ちるスピードが早まります。また、卵はすでに殺菌消毒されていますので、使う前であっても水で洗う必要はありません。
冷蔵庫から出したら
すぐに使う!
「ゆでたまご」にする時は冷蔵庫から取り出したあと、しばらく常温において調理した方が殻をむきやすいのですが、料理で卵を使う場合は、冷蔵庫から出してすぐに使うようにしましょう。
注意が必要!
高温・多湿
梅雨の湿度が高い時や夏場の気温が高いときなどは、長時間常温保管しないように注意しましょう。
腐りやすくなるので、コンロまわりにしばらく置きっぱなしにするのはとても危険です。冬の季節であっても、その部屋や置いてある場所の温度に注意しましょう。
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卵の賞味期限は
産卵から21日!
家庭で生で食べる卵については、産まれた日から数えて21日以内※を限度として賞味期限を表示すると決められています。(生で食べる場合)
冷蔵庫保管10℃以下であれば、賞味期限が過ぎても10日位なら加熱調理して食べることができます。念のため、使う前には割れがないかなど確認しましょう。
※保管温度25℃以下/冷蔵庫保管10℃以下
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鶏の成長によって
卵のサイズが
違う!
鶏は、ひよこから卵を産むことができる大人の鶏に成長するとサイズの小さな卵から産みはじめます。
そして、どんどん体が大きくなり成長していくと、大きな卵を産むようになります。但し、1羽1羽の成長の違いもありますので卵の大きさには多少のバラツキがあります。
農場では、卵を産む期間通して通常の大きさであるL・Mサイズを長い期間とれるように、鶏のエサ(飼料)や温度などを調整して飼育しています。
サイズ | 重さ/個 |
---|---|
LL | 70g以上~76g未満 |
L | 64g以上~70g未満 |
M | 58g以上~64g未満 |
MS | 52g以上~58g未満 |
S | 46g以上~52g未満 |
SS | 40g以上~46g未満 |
卵のサイズが違っても
黄身の大きさは
ほぼ変わらない!
卵のサイズが違っても、黄身の大きさはさほど変わりません。
例えば、黄身だけを使う料理や、黄身を引き立たせる料理を作る時は小さな卵を使えば効率的においしく仕上げることができます。
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サイズ別おすすめ料理
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赤色・白色の違いは
鶏の種類の違い!
卵の殻には白、赤等ありますが、これらは鶏の種類の違いです。
一般的には、白い羽の鶏は白い殻の卵(白玉)、茶色の羽の鶏は赤い殻の卵(赤玉)、白い羽と茶色の羽がまだらな鶏はピンク色の殻の卵(ピンク玉)を産みます。
また、栄養成分については同じエサを食べた場合はほとんど違いがありません。
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鶏と産卵
受精したたまごは約21日で「ひよこ」として産まれ、生後120日になる頃からたまごを産みはじめます。生後200日ほどで卵を産むピークを迎え約600日間卵を産み続けます。
ひよこの飼育
(育雛農場)
~生後40日
育 成
(育成農場)
生後40日~生後120日
成 鶏
(成鶏農場)
生後120日~生後720日
卵を産む時間は、主に午前中ですが「卵を産む間隔は25~27時間ごとに1個」というリズムがあるので、毎日すこしずつ産む時間がずれていきます。
そして、明るい時間帯とのずれが大きくなると、卵を産むのを、いったんお休みします。そして、朝早い時間帯から毎日産むようになりずれがまた大きくなると調整のために1回休むのサイクルを繰り返します。